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≪よくわかる現代魔法 jini 使いメイン弾幕中毒≫

よくわかる現代魔法 たったひとつじゃない冴えたやりかた

 桜坂洋・著、宮下未紀・イラスト、集英社スーパーダッシュ文庫。
 10月11日、20:00頃読了。

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☆ ktr の即興 IT 用語解説☆

 【TMTOWTDI(There's More Than One Way To Do It.)】
 プログラミング言語「Perl」のスローガンで字面の意味では同じことを実現するための方法は幾通りもあるということ。実際、プログラミングに於いて同じインプットに対して同じアウトプットを得る方法は幾つも存在する。だが、この言葉の奧には、その複雑さこそが物事を単純に記述する最適解を提供するという思想が秘められている。「たったひとつの冴えたやりかた」は、「たったひとつではない冴えたやりかた」から選び抜かれた最適解なのである。
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 「TMTOWTDI」に気付かず、 James Tiptree Jr. の作品タイトルで今回は IT 用語じゃないのかと騙されました。でも、これを「たったひとつじゃない冴えたやりかた」と訳すのは素敵ですねぇ。
 で、内容は IT 用語の意味も、『たったひとつの冴えたやりかた』の内容も踏まえていて唸らされました。実は結構好きなんですよね、元ネタの『たったひとつの冴えたやりかた』。大分昔に読んだので細部は忘れてしまいましたが、このタイトルの台詞の出てくる場面が印象的でした。因みにこのタイトルはよく使われています。記憶に新しいというか一番手近にあるので西川魯介氏の『SF/フェチ・スナッチャー』の『たったひとつの冴えた張形』。他にもエヴァの最終話のサブタイトル候補だったとかいう話も聞きますし。

 閑話休題。

 そんな訳で、ダブルミーニングにやられつつ、前巻の最後でえらいことになった美鎖やらえらいことになる弓子やら、ここで毒手のごとき活躍を見せる聡史郎やら、やっぱり金だらいは最強なこよみ、再登場する彼、そして実は最も重要とも言える働きをした嘉穂と、「魔女のライブラリ編」完結ということで非常に見せ場が沢山のl楽しいお話になっていました。落ちも素敵。

 さて、これで現在発売している当シリーズは読み終わったので次は...... マルドゥック・スクランブルの続きに入ります。

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