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≪世紀末オカルト学院メイン喰 -kuu-≫

KAGEROU

 齋藤智裕・著、ポプラ社。
 12月25日(土)未明読了。
 第五回ポプラ社小説大賞受賞作。

 廃墟と化したデパートの屋上に一つの影があった。
 その影は、今にもフェンスを越えようとしていた。
 だが、そこにあり得ないほどタイミング良く闖入者が現れる。
 どうしたものか思案した結果、一気にフェンスを越えてしまうことを選んだのだが......

 不用意に語るとネタバレになりそうですが、中々面白い切り口ですねぇ。特に最後の方のとある言葉にはハッとさせられたり、非常に印象的な物語でした。
 これは、帯にある通り、確かに『命』を巡る物語。それでいて、ともすれば重くなりがちな話題を、ちょっと恍けたような主人公の性格が緩衝材にして入りやすくなっている印象です。まぁ、その辺りに若干某流水的なものを感じたりしたので、そういうノリを受け入れられるか人を選ぶ気はします。で、私は大好きな訳ですが(;^^) ともあれ、素直に次回作が出たら読んでみたいと感じました。

 てなところで通常運用に戻って次は『喰 -kuu- 』です。

≪世紀末オカルト学院メイン喰 -kuu-≫

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