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文藝春秋 のアーカイブ

キララ、探偵す


 竹本健治・著、安森然・イラスト、文藝春秋。
 4月22日(火)読了。

 アイドル好きの大学生乙島侑平。
 ある日、彼の元にメーカーの研究所に勤める従兄からとある新製品のモニターの依頼があった。
 果たして届いた大きな宅配便。
 その包みを開けると、中か現れたのはなんと……

 とまぁ、どこまでがネタバレか難しいのですがミニマムで止めるとこんな導入で始まる、美少女メイド『キララ』が活躍するミステリであります。彼女のご主人様となった侑平の叔母が探偵事務所を開いててその一室に下宿しており、また、仕事の手伝いもしているなど、舞台装置も万全です。

 うむうむ、ミステリの文法はやはり心地よいですねぇ。一つ一つの伏線がきっちり線になって、その辺りのカタルシスがやっぱり好きだと再確認。また、メイドって部分は抽象してしまって、探偵役の正体を考えると何とも考えさせられる作品でもあります。なるほどねぇ……

 といったところで次はミステリの流れで『 SHI-NO -シノ- 夢の最果て』です。

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