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ゲーム のアーカイブ
片恋いの月 えくすとら
- 2008年11月 4日 22:45
- ゲーム
11月3日(月)フルコンプ。
とまぁ、久々のゲームカテゴリは久々に積まなかったゲームで。いや、昔はこれぐらいのペースで消化してたんですが、数年ぶりに買って週末でコンプを達成。続編でありファンディスクである比較的軽めな内容ではありましたが、存分に楽しめました。
システムは、ゲーム中に選択肢無し。開始時にショートシナリオのサブタイトルが幾つか表示されるので、それを選択する形式。最初は3つぐらいのサブタイトルしか選択できないのが、シナリオ終了の度に終了したショートシナリオに対応する新たなショートシナリオのサブタイトルがメニューに追加されていく、という寸法です。でも、その対応付けが秀逸でした。
『時惑い』と呼ばれる一種のタイムリープを軸に前作の全ヒロインのシナリオ終了が前提にされている開始時点に対して、今回は一つの時の流れを描いています。まぁ、その理由は前作のエンディング付近参照ですが、その辺りの搦め方が上手いです。
今回、前作のサブキャラのシナリオがいくつも追加されているのですが、ありがちな「主人公が片っ端からヒロインと結ばれる話」ではなく、特定の別の相手が居る場合には主人公抜きでその相手とのシナリオになってる関係上、色んなキャラの視点で描かれます。
それを利用してあるショートシナリオの一場面が別のシナリオの実は重要なシーンだったり、他のショートシナリオで「あ、あそこであいつがああしてたのはそういうことだったのか!」(語彙が少ないんじゃなくて、ネタバレ避けて代名詞にしてるだけですよ?)みたいなのがいくつも有りました。飽くまで、『全部が一つの時間軸に戻っている』という前作との違いが生きてますね。まぁ、キャラ攻略型のゲームでは普通は成立しないオチを実現することを可能とした前作と、それを受けてあえてキャラ攻略型では無くした今作のシステムは絶妙な対比です。
しかし、今回本当にサブキャラが愛されてます。というか、前作で圧倒的な存在感を示したお嬢様である高千穂よねと、取り巻きの浅間、吉野の三人娘が実は今回の主役と言ってもいいぐらい。それぞれのシナリオが可成りの比率を占めています。なんだかんだでいい人な高千穂さんやら、実は見た目通りの委員長だった...... じゃなくて苦労人だった浅間さんやら。中でも、吉野が下手すると今作のメインヒロインと言ってもいいぐらいの活躍を見せていたり。
因みに、浅間と吉野だけが前作で頑なに名字でしか呼ばれなかったんですがさらっとその理由が明かされてたりもします。いや、これは盲点でした。ああ、確かにその状況ならこうなりますね(;^^)
それでいて、ドタバタしながらも最後の最後で前作で決着のつかなかった事象を綺麗に決着付けていたり、本当によくできた構成の御華詩でした。マイナーながら『片恋いの月』は本当に隠れた名作だなぁ、と思います。
奈落の城
- 2008年5月 6日 16:41
- ゲーム
えらく久しぶりになってしまった『ゲーム』カテゴリ。
発売日に購入していながら下記のマイナス点に辟易しきって中断していて、このゴールデンウィークで再開して完全解決を達成した『奈落の城』です。
読書日記にも度々書いてますが、私はミステリが好きというか最も長い付き合いのジャンルです。そんな訳で、本格ミステリの雰囲気を美事にゲームとして表現した前作『雨格子の館』にはいたく感動したので、その続編が出るという訳で喜び勇んでプレイ開始しました。
が、前作でよかった『能動的に事件を扱える』(証拠が揃えば即座に告発可能)が無くなってしまって、例え決定的な証拠を先取りで見つけても決めれた順番でしかフラグを立てられずに「あ、それ明日用のフラグだから、今日はこっちの証拠品見つけてないとバッドエンドね」とかなる部分が多々あってマイナスポイントでした。
まぁ、今回は説明書に明記されているとおり、一回では本当の解決にはたどり着けないような仕組みなのでそれもやむを得ないんでしょうが、前作のスタイルに惚れ込んだ身には、これは大きなマイナス要素でした。また、ミステリとしても「事件を繰り返す」って構造自体がゲームならではのモノなので「どうなのか?」ってのがあったりします。
が、その辺りは「前は前、今回は今回」と割り切って別ゲームとして、普通にオーソドックスなアドベンチャーゲームとして楽しむと充分に面白い部類に入るゲームでした。前作よりも『ゲーム性』を重視した結果でしょうねぇ。これはこれで懐かしい雰囲気で、割り切ってからは夢中でプレイしていました。
キャラクターも相変わらず魅力的ですし、どうでもいい話で盛り上がれたりするのは楽しいですね。何より、探偵役の和が本当にいいキャラです。彼だからこそ解決出来た事件、というのは踏襲されていたと思います。
ゲーム的にも、色んなところを調べて証拠品を見つけてそれに付いて聞き込んで真相に近づいていくってのは、最近めっきり減ったオーソドックスなアドベンチャーゲームのテイストを思い出せて古参ゲーマーには嬉しいモノがありました。
まぁ、ミステリ好きとしては、このゲームの一つの肝である『暗号』がちょっと物足りなかったかなぁ、というのがあります。一つ目は30分ぐらい悩まされましたが、あとはどれもワンパターンなのですべて瞬殺でした。正直、もう一ひねりあって欲しかったですねぇ。特に最後の暗号も同じ要領で一発で解けてしまったのは「ええ! これでいいの?」と拍子抜けしたり(;^^) でも、暗号と見れば自力解読が当たり前で解読するまで続きを読まないとかしてきた人間にはこんなでも、クリア後に他の方の感想とか見て回ったりすると世間的には難し過ぎるぐらいらしいので、この辺のバランスって難しいですねぇ。多分、これより簡単にすると、私のような人間が逆に「簡単すぎる!」って文句言うでしょうし(;^^)
色々と苦言もありますが、でも終わってみれば十二分に楽しませて貰えるゲームでした。また、続編があったらプレイしたいと思います。
舞-HiME~運命の系統樹
- 2005年7月20日 20:27
- ゲーム
最初に結論。
いや、もう、文句なしの良作です。中でも深優・グリーアシナリオは深く心に刻まれました。
タイトルからお解り頂けるかと思いますが、以前より嵌っている「舞-HiME」のゲーム版となります。とは言え基本設定を受け継いだオリジナル・ストーリーとなっています。ただ、その中にあってアニメでもあったここぞというイベントはしっかり取り込まれたりしていて油断できません。
こういう作品は元のイメージ云々で色々言われたりするモノですが、この作品に関しては非常に上手くメディアミックスの効果が出ていたと思います。元より完全にアナザーストーリーの位置付けというのもよかったのでしょう。
ゲームオリジナルキャラの主人公と、それぞれのヒロインの視点で HiME の戦いに参加していくことになるわけですが、アニメでは語られなかった設定や、登場人物の意外な面を見ることが出来たりとファンサービスもしっかりした上で、アニメ版よりもずっと激しく切なく哀しい闘いが繰り広げられます。正直、約一名のシナリオは痛々し過ぎて見てられないぐらいのレベルでした(;^^) また、骨格のしっかりした物語なのでアニメを見ていなくても充分にこの世界を楽しむことが出来ると思います。
因みに、「 HiME 」とは本当に大切な想い人を守りたいという想いから「チャイルド」と呼ばれる使い魔的な存在を召喚し、また「エレメント」と呼ばれる武器を顕現させる能力を持つ少女達の事。本来的にはその物質化させる能力~高次物質化能力=Highly-advanced Materializing Equipment の頭文字を取って「 HiME 」です。で、アニメと同じく彼女達は故在って互いに闘うことを避けられない運命にあります。しかし、チャイルドがやられるとそのチャイルドの触媒となった想い人が死にます。問答無用で。そんな悲劇の構図の中で繰り広げられる物語が切なくも素敵なのです。
一応、分類上はヒロイン攻略型のギャルゲーとなるかもしれませんが、軟弱な気持ちで挑むと痛い目に遭います。それによく考えてみてください。ヒロイン落としてその想い人になったら、自分の命が危険にさらされるという構図で出来てるのですよ、このゲーム。だから、良質のノベルゲームとして楽しむのが吉でしょう。萌えもあるには在りますが、それよりもずっと燃え要素のが強いでしょう。
また、使われている音楽も素晴らしい。
まず、発売前からデモで嵌りまくった「阿修羅姫」(ALI PROJECT)は端的に HiME の闘いを表現しています。正に、「転生のヴィーナス 生まれ落ちた場所は この地上の何処よりも果てない 愛という戦場」なのですよ。
HiME の闘いの最後に流れる、やり切れない気持ちに染みいるエンディングの「Silent wing」(美郷あき)。ここまでやって聴くと歌詞が泣けます。
そして、挿入歌として使われる「Forutuna」「last moment」(妖精帝國)が素晴らしい。何か一種異様な雰囲気なのですがそれが作品世界に非常にマッチしていて闘いを盛り上げてくれます。どちらも非常に重要なシーンで流れるのですが、歌に聴き入って時間制限付きの選択肢選び忘れることも1回や2回では済まないです。それぐらい気に入ってしまった曲です。因みに、「last moment」は妖精帝國のサイトでサンプルを聴くことが出来ますので興味在ることは是非聴いてみてください。
気になるところも色々あったりするのですがそれを差し引いてもホントに面白かったので、べた褒めに近い状態ですがまぁ、これが嘘偽りのない私の感想でした。
To Heart 2
- 2005年1月31日 00:12
- ゲーム
以前、クリアしたら書くといってすっかり忘れてました… 1月15日にはコンプリートして、ミクシィ日記の方では書いてこっちへ書くの忘れてました(;^^)
まぁ、そのまま転載もなんなんで時間を置いた視点から。
先ず、総括的な評価としては2ものとして異例の出来です。「To Heart」を「To Heart」たらしめる「To Heart性」とも言えるものを確かに維持しながら、それで居て絵柄もストーリーも一新でこれだけのクオリティのものを出されると、Leaf/アクアプラスの底力を思い知ります。ストーリーのバリエーションも色々で楽しめました。ただ、一点の問題を除いては。
眼鏡に優しくねぇ! ステキ眼鏡娘『ちゃる』こと『山田ミチル』シナリオが何で入ってないんだ!!!
まぁ、この問題差し引いてもよいぐらいの出来だから前述のような評価になってるんですがね。
因みに、メインヒロインではネット上で余りよい評判を聞かない笹森花梨が一番のお気に入りです。系統的に私をこの道に引き込んだとも言える前作の来栖川芹香嬢に通じるものを感じるので。どちらのシナリオも本質的な部分は『特殊な趣味とそれを認めてくれる存在としての主人公』という図式なのです。そう感じたからこそ、花梨が最初から気になっていたのでしょう。まぁ、某SOS団団長との類似性とかも若干加味して、SSとか書いてしまいましたが(;^^) このSSはいずれ体裁整えて述べる巣にアップします。
まぁ、一言で『素晴らしいゲームでした』ということです。
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