そこには、何も無かった。そう、「何も無い」があった。
言葉って不便だな…結局否定は肯定になる。
否定は「否定を肯定する」ことになるからだ。
ならば議論など無駄ではないか?
そんなことを考え始める。
まぁ、どうでもいいことだが…

自分の心の中。無い。無いがある。あるが無い。あるが無いがある…
馬鹿馬鹿しいね、ホント。

そんなことを考えながら、いつものように日常を送っているときにふと思う。
こんな空っぽな自分は、もしかしたら誰かの夢の登場人物に過ぎないのではないだろうか…
それも、モブキャラの中にまぎれた何の台詞も無い役どころ。
誰にも、否定できない。否定を肯定出来ない…

乾いているなぁ。最近よく思う。自分の中が乾ききってカラカラ。だから空っぽ。
さて、満たすにはどうすればよいか?
この乾きはそもそも何なのだ?
夢希望愛現実絶望怨…生み出すことが無いから。生み出すことが無いがあるから?
そう、この渇きは創作の乾き!
かつての熱い創作意欲はどこへいったのだ?
自分が他人の夢の登場人物であってもよいではないか!!!
その登場人物が新たに夢を生み出せば、メタの夢が生み出される。夢の夢、夢の夢の夢…

1999年7の月。
天空より恐怖の王降り来たりて、アンゴルモアの大王を復活せしめ、その前と後をマルスが平和の名の元に治めるであろう…
約束の時。今こそこの意欲を前面に押し出そうではないか!
そうすれば空っぽがあるが無くなり、あるが無いが無くなる。

自分の取るべき行動は決まったようなものだ…
いつまで持つか見物だが、まぁ、よいであろう。
書きたいときに書く!
創りたいときに創る!
それこそが本来の姿。

今こそ、目覚めたktrと言う一つの人格。
ここは、その戯言の世界。

…雑記no1 「始まりは静止の終わり」 1999.6.29 22:18 

前のページへ