最近、何かをやっていてノってくると割り込みが入り水をさされます。
呪われてでもいるのかねぇ…
などと考えていてふと思いついたことがあります。
今、仕事でとあるシステムの設計をしています。「システムの設計」というのは簡単に
いえば「このシステムはこう言う目的で、その実現のためにこれらの機能を備えていて、
それらはこのような内容です」といったことを決めて、それらが明記された仕様書を創る
作業。
これだけ聴くと単純に聞こえるかもしれませんが、実は後が恐いのです。
ここに書いたことは、開発段階に入って過不足なく実現されなくてはいけません。
どんなに技術的に優れたバグのない完璧なシステムを創ったとしても、一つでも機能が
抜けていたり余計な機能が盛り込まれていたりすると創りなおさねばなりません。
また、仕様書に謳ってしまったものは余程のことがない限り、無理矢理でも実現せねば
なりません。
これって、一種の呪いですよねぇ。
実際、開発の仕事では、何度もこの呪いに泣かされてきました(T_T)
そのことを思い出しながら、パソに向かってガチャガチャ文章打ちながらこんなことを
考えていました。開発者に呪いをかけているのか、とか思うと少し楽しくなります。
まぁ、言葉の影響力が呪いに繋がる云々の話は、京極夏彦の妖怪シリーズ読めばモット
詳細に語られていますから、ここでどうこういってもカッコつかないですが。色んな書類
にしろ口約束にしろ他人に対して発する言葉にしてしまったことは、呪いとして機能
しうるんですよねぇ…
そんなことをふと思ったので雑記して見たりしました。
さて、この雑記には何らかの呪いは含まれているのでしょうかねぇ…
…雑記no5「設計と呪い」 2000.11.7 23:06
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