てなわけで、今日は用事があって日本橋でなく梅田のゲマで購入の為、散財記に載ってませんが、購入してきました。

 アニメ「魔法先生ネギま!」5月度オープニングテーマ『ハッピー☆マテリアル』
で、今回は何といっても出席番号22番鳴滝風香、23番鳴滝史伽、24番葉加瀬聡美25番長谷川千雨、26番EvangelineA.K.McDowell と眼鏡娘二人体制です。これ買うのは道理です。文句なしで良い曲ですしねぇ。
一部でオリコン一位にしようという運動が起こっていますが、祭りに乗っかって買った訳ではなく純粋に「良い」と思うから買いました。でもまぁやはりこういう運動を起こす気持ちは痛いほど解りますねぇ。

その700円でオリコンの歴史に革命を!

私はアニメ・ゲーム関連の曲とクラシックしか聴かないですが、これはオタだからというのではなく、ある時を境に流行歌に魅力を感じなくなったからです。街中で流れてる曲に何の輝きも感じない。だから、輝きを感じられる曲を求め、それをアニメ・ゲーム関連の曲、およびクラシックに見出した、それだけの話。

ここで一つ言っておきますが、私は幼稚園~小学4年生ぐらいまで、明星も平凡もしっかり読んでた人間ですよ? そこらの人間より芸能人に詳しかったし、新曲もそれらの付録で覚えて殆ど網羅してました。そんな人間が、ある時からそれらに魅力を感じられなくなって『流行歌を卒業』し、小学校高学年からはアニメ・ゲームの音楽、および中学で出会った合唱曲からクラシックに魅力を感じてそれらばかり聴くようになって、そこに何の不思議がありましょうや? 因みに、今の流行歌でもいいと思えば聴きますよ? ネタでも何でもなく、事実としてここ10年で聴いて覚えようと思ったのは「WHITE BRETH」(TMRevolution)と「月下の夜想曲」(MaliceMizel)の二曲しかありませんが(;^^)

なんか、話が大きくなりましたが、アニメの曲も日本を代表する立派な楽曲です。で、そういうのを嗜好する人間が、自分の好きな曲がランキング上位に入ったのに不愉快なコメントを聞かされるって状況は問題だと思うのです。某訴訟大国なら「精神的苦痛を受けた」として訴えられるように大袈裟でなく思います。眼鏡は大好きですが色眼鏡はいけません。いや、似合ってればよいのですが……

ってそうじゃなくて。

こういう運動が起こってしまうことを日本の音楽業界がどう受け止めるかが楽しみであり怖くもあります。オタクの戯言と流すようなら邦楽の未来は歪でしょう。「内容」でなく「属性」を重んじては歪みが生じない道理がありません。『どんな曲か』が問題ではなく『誰が創ったか』『何に使われたか』が問題になってはそこに正当な評価は無いでしょう。

因みに、今日、もう一枚待望の「阿修羅姫」も購入してきました。こちらは今月末発売のPS2ゲーム「舞-HiME~運命の系統樹」の主題歌です。これも、ALI PROJECT 特有の無調性音楽的で、タイトルに通じる和風なテイストがありながらハードな素晴らしい楽曲です。間違いなく『音楽』として『芸術』として一聴の価値のある作品ですね。
そんな訳で、こういうことを感じる人たちの心に対して、最後に、この曲からの引用で。

この想いだけは決して穢れぬように……