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ktr の不定記というか何というか

優等生以上、フリョー未満な俺ら。2

 不良を自称するがその内実は優等生な荒鞍悠馬。
 彼の前に突如現れたのは、転校留学生のアデル。
 真理亜の友人でもあるアデルは悠馬を一方的に敵視する。
 対抗しようとした悠馬は、しかし、不覚を取ってしまう。
 そんなアデルが配属されたのは、よりによって悠馬のクラスだった。
 悠馬だけでなく、クラスメートとどうにも上手く噛み合わないアデルだったが......

 『不良』を勘違いして突っ走る鈍感少年のハーレムコメディ第二弾。
 まぁ、悠馬の鈍感具合には辟易としつつも、その性格は一昔の懐の広い番長的で気持ちいいので、バランスは取れている様に感じます。新人賞受賞作2巻定番の新キャラも、狙いすぎて色々バレバレではありましたが、一冊使って上手く配置されましたな。ここからどんな話が展開するか? 楽しみであります。
 あと、次はもっともっと東雲朱里の活躍を観たいと思います。そろそろ、彼女の出番だ。段々キャラが壊れていってますけど、それも彼女の魅力なのであります。ええ、きっと次は表紙を飾ってくれます。

 と、若干取り乱しつつ、次は『あやかしマニアックス!2』です。

彼と人喰いの日常2

 火海坂猫・著、春日歩・イラスト、GA文庫。
 1月24日(火)読了。

 大事なモノを守るために人喰いの妖と共に生きることを選んだ十夜。
 ある日彼が学校へ行こうと玄関を出ると、対戦車ライフルで狙われていた。
 迷彩服に身を包み、伏せてライフルを構える女は自らを『正義の味方』と名乗る。
 どうやら彼女は退魔省の人間らしいのだが......

 人喰いとの契約により大切なモノを守る代わりに日常を失った少年の御華詩。
 妖と関わる世界に入ったことを否応なく突きつけられ、そこで生きていくことになっていく導入部とも言えますな。
 まぁ、主人公が事情はともかく前巻でやらかしてしまっているわけで、それを背負っていくことを示す上で『正義の味方』という概念はいいですな。彼女の扱いが今後に活きてきそうです......うん、でも、この巻のヒロインは真白だった気もするんですが印象に残ってるのは朱音ですな。でもまぁ、そういう描かれ方をしていたような気もするのでそれもよし。
 何はともあれ、ようやくシリーズとしてのスタートを切ったところなので、続きも読んでいきたいと思います。

 てなところで次は『優等生以上、フリョー未満な、俺ら。2』です。

ライトノベルの楽しい書き方10

 本田透・著、桐野霞・イラスト、 GA 文庫。
 1月22日(日)読了。

 すれ違いを重ねた挙げ句、離れ離れとなった剣と八雲。
 そして、時を同じく日本を襲った大災害。
 あっという間に流れた半年間。
 八雲は、新しい土地での生活に慣れたが、剣には連絡できず。
 剣は、姿を消して久しい。
 そして、八雲のホームステイ先に現れる金髪オッドアイの少女。
 アキバ系の彼女とお約束イベントを着実にこなす八雲。
 果たして、こんなポッと出のヒロインとくっついて剣とのことは終わってしまうのか?

 遂に完結、ですな。本当に面倒くさい剣と、ぼんやりしているようで剣に対しては真っ直ぐなのに巡り合わせが悪くすれ違ってしまう八雲のラブコメも、ようやく終着点。ある意味、ラブコメのお約束の教科書のようでもある御華詩ですな。

 覆面ライトノベル作家、美しくも凶悪な流鏑馬剣のキャラと、海の生き物、特にクラゲ大好きな以外は特に目立つところのない八雲の組み合わせが、上手いこと機能していましたな。でも、一番いい位置で動いて成長していたのは市古だったようにも思いますが。本当、終盤は親娘揃って大活躍でしたな。

 最終刊としては冒頭から可成り無茶をやっていましたが、その慌ただしさがあったからこそこの終着点へ落ち着いたのは心地よい。これからの八雲と剣がどうなっていくのか? 他の面々もどうなっていくのか? これからはその辺りを妄想して楽しむのが正解なのでしょうな。

 とまぁ、そんなところで次は『彼と人喰いの日常2』です。

ライトノベルの楽しい書き方9

 本田透・著、桐野霞・イラスト、 GA 文庫。
 1月21日(土)読了。

 突如帰国した流鏑馬剣の父、半次郎。
 そして剣は、ライトノベルを書いていること、八雲と交際していることを知られてしまう。
 激怒した父にライトノベルを書く事も八雲との交際も否定される剣。
 しかも、その怒りは八雲と、その家族にも降りかかる。
 実業家である半次郎が八雲の家族に突きつけたのは、カレーショップ『あたえや』の立ち退き。
 更に、以前の縁で八雲には留学の話も来ている。
 彼女と、家族と、夢の間で混乱する八雲。
 悩んだ末、彼が選んだのは......

 クライマックスまで一直線! 今までの平穏な日々は全て吹き飛び、曖昧にしていたことが曖昧ではいられなくなった、八雲と剣の運命や如何に? という御華詩。中々キツイ展開ではありますが、八雲と剣の互いを理解していながらも避けられないすれ違いや、それを見守り続けたゆうなの想いを始めとした周囲の愛情、そういったものの総決算になっていて、状況は厳しくとも温かいモノの感じられる御華詩でもありました。このラストから、どう結末へ持って行くのか?

 それを楽しみに、引き続いて『ライトノベルの楽しい書き方10』です。

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