ktr の不定記というか何というか
耳刈ネルリと十一人の一年十一組
石川博品・著、うき・イラスト、ファミ通文庫。
3月9日(火)読了。
シャーリック王国の予言書『大ネルリ未来記』。
その書を祖国の風習上は成人したネルリは手にしていた。
大喜びで占い師感覚で学生達へ未来記の予言を告げるネルリ。
だが、その予言はやがて不吉な内容を示し始めて......
異文化コミュニケーションというかやたらと言葉遊びやネタまみれの一人称で語られるレイチとネルリの物語もこれで完結。正直、ちょっと大慌てで風呂敷を畳んだ感は否めないんですが、元々一発ネタに近い内容なので早めに畳んだのは正解のような気もします。国々の文化の違いが反映されたキャラクター設定が面白かったんですが、レイチ視点しかないのがネックだったようにも思います。他のキャラの御華詩なんかも面白そうなんですがねぇ。
てなところで、次は『ライトノベルの楽しい書き方5』です。
戦う司書と世界の力
- 2010年3月 6日 23:48
- 2010 | 小説 | 集英社スーパーダッシュ文庫
山形石雄・著、前島重機・イラスト、集英社スーパーダッシュ文庫。
3月6日(土)読了。
武装司書もことごとく倒れ、絶望の魔王による世界の滅びは目前に迫っていた。
世界は滅びるべきである。
絶望の魔王の意志は絶対だ。
しかし、それを食い止めようとする者達がいた。
一人ひとりは小さな力かもしれない。
だが、彼ら彼女らの思いは滅びを防ごうと......
戦う司書の物語も遂に完結。重厚な世界観の中で『幸福』を巡って繰り広げられた様々な物語がどう落ち着いたのか?
それは、読んでのお楽しみでありますが、本当、サービス精神満載で、途中からもうぐいぐいと引き込まれてしまいました。
これまでの積み重ねが結実して、素晴らしいラストだったと思います。語りたいけどことごとくネタばれるのでもどかしいですが、何度も何度も驚かされ喜ばされながら物語を追うのは幸せな一時でした。また、次回作にも期待したいと思います。
てなところで、次は『耳刈ネルリと十一人の一年十一組』です。
ゼロの使い魔18~滅亡の精霊石~
ヤマグチノボル・著、兎塚エイジ・イラスト、MF文庫J。
3月4日(木)読了。
どうにかルイズと再会することが出来たサイト。
離れた期間は結果的に二人の距離を近づけることとなっていた。
一方、ガリアを舞台に暗躍するロマリアの野望を砕くべく、アンリエッタ達と共に作戦に望む。
だが、その先に待ち受けていたのはハルケギニアを揺るがす恐るべき事態で......
苦難を乗り越えてルイズとサイトの関係も落ち着いて来たところで、今度は世界の方がとんでもないことになっていきましたねぇ。今まで積み重ねたモノが上手いこと活きて、いよいよと物語も大詰めに向かっているように感じられます。
虚無とは何か? その辺りの意味も仄めかされつつ、ここからは新章となります。そして、否が応でもこれからはあの勢力との対峙が必至となりました。まだまだどうなるか分かりませんが続きも楽しみにしたいと思います。
てなところで次は『戦う司書と世界の力』です。
聖剣の刀鍛冶《ブラックスミス》8
三浦勇雄・著、屡那・イラスト、MF文庫J。
3月3日(水)読了。
帝政列集国の襲撃から十日ほど、独立交易都市は復興の途にあった。
比較的平和な時を過ごすルークは、思い立ったかのように動き始める。
目的を果たすため、療養中にも関わらず家に居ないセシリーを探して都市を歩く。
幾度かのすれ違いの末、遂に見つけたセシリー。
だが、何故か彼女は看護服を着ていて......
新章開始の第八巻。今はまだ準備段階ですが、色んな要素の足音が聞こえてきますねぇ。
世界情勢も大きく変化してしまい、緊張状態を強いられていくことを感じさせながら、その裏で蠢く者達。
かなりえげつないところもあったりしますが、その準備された者達がぶつかるときに何が起きるのか?
これからの展開を楽しみにしたいと思います。
てなところで次は『ゼロの使い魔14~滅亡の精霊石~』です。