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ktr の不定記というか何というか

バカとテストと召喚獣

 井上堅二・著、葉賀ユイ・イラスト、ファミ通文庫。
 7月1日(水)読了。
 第8回えんため大賞編集長特別賞受賞作。

 文月学園では、ちょっと変わった制度があった。
 学年が上がる際に行われる振り分けテストの成績順位に基づくクラス編成では教室の設備までもがランク分けされる。
 しかし、そのランクを覆す下克上のシステムがあった。
 クラス対抗の試験召喚戦争、試験の点数がダイレクトに戦力となる戦い。
 そんな中、吉井明久はダントツの馬鹿さで最下層のFクラスに所属していたがとある理由で下克上を目指して......

 今更な感もありますが気になって読んでみましたということで。
 ふむふむ、予備知識無しで読んでみたのですが、まっことタイトル通りの御華詩ですな。シミュレーションRPGっぽい雰囲気でパラメータを課目と試験の点数にしたようなシステムが上手く話に活きていて新鮮な風味を感じました。全体的にテンポが良くて読みやすいのも良いですな。ただ、面白いと思ったモノの続きを読む時間があるかどうかが問題です(;^^)

 てなところで次は『ビスケット・フランケンシュタイン』です。

二人で始める世界征服3

 おかざき登・著、高階@聖人・イラスト、 MF 文庫 J 。
 6月28日(日)読了。

 猫好きのクラスメート、魚住真緒に誘われて子猫を見に行った竜太達。
 だが、その場でちょっとしたハプニングがあり竜太は千紗と気まずくなってしまう。
 どうにか千紗に謝ろうと思いながらも巡り合わせが悪くする竜太だが、そんなことはお構いなしに世界征服活動は行われる。
 潜入の意味合いもあり、生身でとある組織の調査に乗り出す竜太だったが......

 ああ、やっぱり平和ですねぇ。デーモンテイルに征服された世界はきっと幸福な世界なのでしょうねぇ。
 前回からキャラも増えて賑やかになっていますが、一方で組織の柵も出始めているようなないような。今後も若干シリアス成分が増えていきそうですが、それでもこのノリは変わらんのでしょうねぇ。しかし、ヒロインが増える中で高槻さんはマイペースですな。何か変な方向に行きかけている気がしないでもないですが。

 てなところで次は『バカとテストと召喚獣』です。

ぴにおん!3

 樋口司・著、タカハル・イラスト、 MF 文庫 J 。
 6月26日(金)読了。

 文化祭を間近に控えて、与四郎を始めとして微妙な超能力者達が属するミシン部(ミステリー研究&写真部)も出し物の準備を始めていた。
 コスプレ喫茶をすることになって女性陣は難色を示すかと思われたが、ニーナだけは大はしゃぎ。
 そうして迎えた文化祭当日。
 楽しみにしていた日であるにも関わらず、突如ニーナと与四郎は追われる身となって......


 微妙な超能力=人と違う部分=コンプレックスと言ったような図式の御華詩第三弾。
 すっかり地の文の嘘は無くなりましたが、前述のテーマは生きてますねぇ。
 全体構造が色々と試している感じでしたが、余計な部分をそぎ落としたことでまとまっていたように思います。各キャラの立ち位置も大分明確になってますし、色々とその辺りが生きていたようにも感じました。でも、柊先生だけが未だ扱い酷い気がしますが(;^^) まぁ、仕掛け自体がネタバレそうなので敢えて書かないので大枠だけですが、サクッと読めて楽しめる内容でした。

 とまぁ、そんなところで次は『二人で始める世界征服3』です。

アクセル・ワールド1~黒雪姫の帰還~

 川原礫・著、 HIMA ・イラスト、電撃文庫。
 6月25日(木)読了。
 第15回電撃小説大賞大賞受賞作。

 人が直接ネットワークに繋がる近未来。
 そんな時代にもいじめられっ子は存在する。
 デブでコンプレックスの固まりなハルユキは、仮想現実のゲームだけは得意だった。
 昼休み、隠れるように一人で地味なスカッシュゲームに興じていた彼に、黒雪姫、誰もが憧れる副会長が突然声を掛けた。
 身分違いも甚だしいと主ながらも、出向いた彼は、そこで驚くべき事態に遭遇する。
 それが、彼の『加速』の始まりだった。

 いやはや、本当に良くできたエンターテインメントですな。ツボを押さえた内容というか安定感があります。
 美女と野獣的な恋愛譚、加速による擬似的なタイムストップ、幼馴染みとのすれ違い、コンプレックスの固まりで自分さえも信用できないが秘めたモノを持つ主人公 etc.etc.
 真新しいモノは全くなくても組み合わせと見せ方で十分に楽しめるモノが出来上がると言うことですな。昨今、オリジナリティが暴走して一発ネタ的なモノが増えたところで、こういうのは初心を思い出させてくれる内容です。
 漢字二文字で表すなら『王道』。
 なるほどなぁ。確かに、今、この時代でこの内容は大賞に相応しい作品に思えます。
 発売から大分時間が経ってから出たので既に2巻も発売しているので読書スケジュールと相談して読んでみたいと思います。


 てなところで、次は『ぴにおん3』です。

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