海空りく・著、をん・イラスト、GA文庫。
12月24日(日)読了。

身勝手な野望のためステラを攫った〈大教授(グランドプロフェッサー)〉カール・アイランズ。
〈連盟〉と〈同盟〉の関係が微妙な中、大々的に救援部隊を送ることはできない。
かくして、一輝を筆頭にした学生中心の少数精鋭でステラ奪還に向かうことになり……。
前回の引きから、一気にクライマックスへ突入の最終巻! 囚われのお姫様の救出ですな。
これまでに比べると、敵の規模が個人にスケールダウンしつつも、様々な組織を利用してきたラスボスって感じですな。
チート級に成長した一輝たちに、前回のパワーアップ版みたいなのが色々出てきて、解り易くラストバトル。
一冊で閉じるためにかなり急ぎ足で目まぐるしく状況が動いていましたが、最後は、まぁ、そうなりますよね、と。
十年を経て、一輝がここまで辿り着く結末を見届けられてよかった。お疲れ様でした。

てなところで『堕天使拷問刑』に戻りますです。