12月13日(水)読了。 アンディ・ウィアー・著、小野田和子・訳、ハヤカワ文庫。

男は、ベッドの上で目を覚ました。
ここがどこかも解らない。
自分の名前も思い出せない。
それでも、状況を見極めていく内に。
自身がとんでもない場所でとんでもない使命を抱えていることを思い出し……。

科学的な検証を繰り返しながらトラブルを乗り越えていく、とても楽しいSFでありますな。
何も解らないところから段々解っていく語り口。中間でまさかの展開。
限られた状況の中でも、科学の力ですべてを乗り越えていく、のではなく。
途中でとある力も手に入れて。 サプライズが沢山あったので内容にはふんわりしか触れませんが、本当、楽しい作品でした!

てなところで、次は『堕天使拷問刑』です。