西尾維新・著、講談社ノベルス。
2月20日(日)読了。
戯言シリーズ最終エピソードの上巻。読後感はもう次が気になって気になって仕方がないとしか言えないです。ホントに、センスのいい文章書く人ですねぇ、西尾維新って。
ネタバレ避けようと思うと余り語れないですが、闇口崩子が結構ええ感じでした。何か、今回、萌え要素が色々と追加されているのも見所の一つでしょうか。絶対に忘れてはならない眼鏡分もちゃんとフォローされているのが嬉しい限りです。余談ですがジョジョ分も補強されている気がします(;^^) それと、べとべとさん分は難しいと思います。せめて見上げ入道ぐらいなら知ってる人も多いかと思うのですが(謎
って、小ネタだけ拾うと何か『ネギま!』とかみたいな萌を前面にだした小説と思われそうですがそんなことは全然ありません。どちらかというと殺伐としています。殺し屋とか殺人鬼とか暗殺者がポンポン出てきますし。それに、何やら哲学的なテイストが前作から登場していて非常に興味深いのです。最終的なテーマは『物語論』となるのでしょうか?
まぁ、そんな感じで。最後に清涼院流水氏が書いた一作目『クビキリサイクル』の帯の煽りを、ここに書いておきたいと思います。
西尾氏イチオシ。
くじびきアンバランス
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