高橋弥七郎・著、いとうのいぢ・イラスト、電撃文庫。
6月7日(火)読了。
最近気に入ってる絵師の一人であるいとうのいぢさんの絵に引かれて購入した作品ですが、いや、面白かったです。ええ、思わず電車で読み終わって途中下車して続き買ってしまう程度には。
日常と隣り合わせの非日常、どころか、主人公、坂井悠二が実は自分がとうの昔に死んでいたっていう衝撃の事実を突きつけられるところから始まるのですが、その事実の受け入れ方というか、そんな事態に対応していく様子がよく描かれていて楽しかったのです。その事実を突きつけ非日常を連れてきたシャナも素敵なキャラで、その絡みが微笑ましくて途中からすっかり作品世界に取り込まれてしまいました。設定の見せ方とかで色んな勉強にもなりましたし、このシリーズは早急に読んでしまいたいのですが…… 9巻まで出てるデスか(;^^)

で、次はシャナの2巻と『ネコソギラジカル(中)紅き制裁VS.橙なる種』の二重体制。どちらも話に引き込まれそうなんで先に読み終わるのがどっちかは予想も付きません、はい。