高橋弥七郎・著、いとうのいぢ・イラスト、電撃文庫。
10月8日(土) 大阪でのアニメ放映開始日の昼下がりに読了。
今回はⅤのシャナの過去話で仄めかされていた先代の『炎髪灼眼の討ち手』であるマティルダ・サントメールのお華詩でした。
なんというか、熱いです。色々な意味で。徒(ともがら)、紅世(ぐぜ)の王、フレイムヘイズ、その在りようにスポットが当たり、描き出される彼、彼女らの間の絆、思い、想い。誰も彼もが純粋で魅力的で、その行動に説得力があって、それぞれがそれぞれの信念を貫きそれぞれの同士を守るための闘いであり、なんか切ないモノがありますねぇ。そんな熱い闘いの後に残された想いの結晶として、シャナの存在がより大きく感じられました。
さて、次は気分を変えてこの本と同時に購入していた『撲殺天使ドクロちゃん6』です。