高橋弥七郎・著、いとうのいぢ・イラスト、電撃文庫。
11月25日(金)読了。
外伝が続きましたが今回は本編。いやぁ、やっぱり心理描写が素敵ですねぇ。これだけの巻数を掛けて描かれてきたシャナの想いが遂に次のステップに進んでいくのが心地よい。零時迷子の謎は深まるばかりだったりマージョリーさんの立ち位置が微妙になってきたり、全体的な話が動き始めています。
他にも、今回は最初から最後まで淡々とした挿入があって、それが何を意味するかは途中で予想は付くのですが、最後の最後で綺麗に収束する様に感動しました。技だなぁ……

というところで、次はまたまたMF文庫Jの新人賞受賞作から「魔法鍵師カルナの冒険」。久々のファンタジーモノです。