桜坂洋・著、安部吉俊・イラスト、集英社スーパーダッシュ文庫。
1月22日(日)、読了。
非常に面白い構成の御華詩でした。
繰り返される戦場というテーマと結びつけられたこの作品の本質部分が非常に興味深い。ところどころのウィットの効いた伏線も殺伐とした作品世界の陰惨さを緩和して読みやすく感じられました。
本当に色々感じるところのあった作品なんですが、余り面白み部分について説明すると読んだときの衝撃が失われるのでこのぐらいにしておきます。
ただ一言でまとめるなら、非常に素敵な作品でした。あと、何となく古き良きSFって雰囲気で、懐かしさも感じられました。
さて、お次は新創刊のGA文庫から『神曲奏界ポリフォニカ』です。