鎌池和馬・著、灰村キヨタカ・イラスト、電撃文庫。
1月19日(木)読了。
楽しみにしているこのシリーズも8冊目。ホントにペース早いですね。今回は、3巻と5巻の話に関連があるので ktr は ktr は非常に楽しかったとお気に入りの言い回しを真似してみる。
毎回視点が変わるこのシリーズ、今回は美琴を慕う風紀委員(ジャッジメント)の白井黒子が主人公。美琴をお姉様と慕う百合な人で空間移動能力者。そんな彼女の能力特性を活かした闘いの描写がよい感じ。特に最後の方の緊張感は美事でした。でも、やっぱり美琴の出番は…… 西尾維新とは別の意味でヒロインを「殺し」まくりますねぇ。とは言え、1巻で破綻しかねない話をここまで盛り上げてこれたのはその不要なモノは削ぎ取って焦点を当てた部分だけを描いてきた潔さにあるでしょうし。そのお陰で、次は誰の視点かと楽しみにしている自分に気付いたとか ktr は ktr は偉そうに分析してみたり。勿論、今の心境ですが。順番的には土御門がそろそろ動いても良い頃かと思うのですが。

とまぁ、堪能したところで次はちょっと毛色を変えて「To Heart アンソロジーノベル」です。最近はイベント用に二次創作も書いたりしてますし、勉強の意味も込めて。時期的に To Heart 2 XRATED コンプしたとこでもありますしね。