谷川流・著、いとうのいぢ・イラスト、角川スニーカー文庫。
5月4日(木)読了。
今回も面白かったですねぇ。因みに、この巻は長編ではなく、中編プラス短編といった構成でした。この辺はいつものことなんで慣れましたが(;^^)

で、中編の「編集長★一直線」はSOS団が何故か文集を創ることになるという御華詩なのですが、いや、なんというか長門の書いた小説が面白い。あと、みくるの書いた話も専用挿絵まであって手が込んでいます。そしてキョンの書いた小説についてもまぁ、これは直ぐに叙述トリックには気付きますが、実はこの話全体で課題に対応しているように感じるのは考えすぎでしょうか?

「ワンダリング・シャドウ」についてはもう長門の某台詞に尽きます。これは反則です。

……で、何故ハルヒの眼鏡姿の挿絵が無いのでしょうか? ページ捲る手に大きな期待を込めていたんですが。アニメがこの巻の内容まで続いて映像化されることを祈ります。(どこのことかは読んでのお楽しみ)

あと、集合場所が西宮北口なんで、二編目に登場する駅はどう考えても芦屋川な訳で、大学の通学経路だったり、花見したりするところが舞台であることから映像が頭に浮かぶという楽しみもありました。てか、アニメでの映像化でSOS団の集合場所は若干アレンジされてましたがどう見ても阪急西宮北口駅の北出口ですし(;^^)

と言ったところで次はタイトル買いの「”文学少女”と死にたがりの道化」です。