神代明・著、岸和田ロビン・イラスト、集英社スーパーダッシュ文庫。
5月21日(日)、読了。
『死』をもたらす瞳をもってしまった少女を中心とする物語。
地元民と開発に訪れた新興組との対立の構図や、旧家に伝わる不思議な伝承、そして殺人事件と道具立てがミステリ好きの琴線に触れましたね。というか、全体通して読んだ感想は裏表紙のあらすじにあるホラーサスペンスという言葉に要約されてますね。ただ、ミステリ名物の名前のある人物が続々と死んでいくのが辛い人には辛いかも知れません。それも、原因とか考えると可成りやり切れないものがあったりしますし(;^^) 全体として重たい話ではありますが、読後感は悪くなかったですね。一冊で綺麗に完結していますが『新シリーズ』とか書かれてるんで続きが出たら読んでみたいと思います。
さて、次は我慢できないんで『とある魔術の禁書目録10』を読んでしまいます。