谷川流・著、G・むにょ・イラスト、電撃文庫。
6月1日(木)、未明読了。
ふむ、趣深い御華詩でした。
実験的な作品ながら、不可思議でもなく。
『世界』というシステムを運用する装置としての存在。
天使、悪魔、死神、幽霊。
人間の果たす役割とは装置以上か以下か。
不確定というよりも不安定。
狂気と異端。
ただ、それに対して心動かすことなく平静な気持ちで読めたのがどういう意味を持つのか?

等と、5月に30分ほど遅刻して6月の一冊目の読了はこのような形に。
そして、6月最初に読み始めるのは当然のごとく『ジューンブライド上等。』です。