野村美月・著、衣澄れい・イラスト、ファミ通文庫。
7月19日(水)、読了。
第3回ファミ通エンターテイメント大賞小説部門最優秀賞受賞作。
『“文学少女”と死にたがりの道化』の作者のデビュー作。何故かタイミング悪く見つからなかったので読むのが遅れました。
で、読んでみて、また自分にピンポイントに嵌るキーワードがあって嬉しいですね。少なくとも、中学で卓球部。中学3年から合唱をして今に至る身には合唱と卓球という組み合わせだけで心の琴線に触れまくりデス。
正直、相当にご都合主義で強引な展開なんですが、それはそれで綺麗にまとめているのがよいですね。オチも歌を上手く絡めて心地良いです。
何より、語り部に当たる村上朝香が中々よい眼鏡娘なのがよいですな。

とまぁ、そんなところで、次は新創刊のHJ文庫より『串刺しヘルパーさされさん』です。