本田透・著、うろたん・カット、集英社スーパーダッシュ文庫。
7月27日(木)読了。
何というか、これまでとガラリと雰囲気が変わってシリアス展開。とか思ったらジャンプ的展開を目指した確信犯とはやられました。
で、今回は乙女塾と16~17世紀の錬金術の栄えた時代とが絡んでくる訳なのですが、オカルト関係好きな人間には出てくる人物も用語も心の琴線に触れまくりデス。科学と魔術の渾然一体感。これまでのおバカ展開もよかったですが、こういうのも良いですね。史実と虚構の混ざり方が絶妙で楽しめました。
で、上巻ということで結局謎は謎のまま次に続いてしまってますが、ここに終わるという打ち切りネタで無く下巻で解決するので安心です。
と、そんなところで次は『ななついろ☆ドロップス』。同名ゲームのノベライズです。