内山靖二郎・著、真田茸人・イラスト、MF文庫J。
7月31日(月)読了。
第二回MF文庫Jライトノベル佳作受賞作。
そんな訳で遂に発売となった第2回受賞作です。
家神様と家主の関係を軸とした妖怪モノ、といったところでしょうか。読後感は非常に良いですね。ラストシーンが上手い。
ただ、若干唐突な進行が多いように感じたのも事実です。素材が面白いんですが内面描写にもう一ひねり欲しいというか、今一立ち位置の見えないキャラが約一名。まぁ、シリーズ化するともう少しキャラが立つかなぁと思いますが。
とは言え、幼馴染み眼鏡娘はポイントプラス(ここだけ完全に感情論)

何やら大層な事を書いてしまいましたが、第三回に応募してる身としては読みながらハラハラしていたのも事実(;^^) それだけに余計厳しく読んでしまった感もありますね。でも、よくも悪くもツボは押さえた作品だったと思います。

さて、それでは次は続けて受賞作『悠久展望台のカイ』です。