在原竹広・著、GUNPOM・イラスト、電撃文庫。
8月16日(水)、読了。
続けざまになりましたが、続けざまなお陰で伏線覚えてたり少し得した気分、そんな作品。
ちょっとミステリ色よりホラー色が強い感じでした。よって、ミステリ部分を期待する身としては少し物足りない部分があったのは否めません。犯人バレバレだし。
ただ、その分、桜子と悟郎の関係が今までよりもしっかり描かれていたのでプラスマイナスゼロって感じですね。桜子の内面描写は本当に上手いなぁと思います。しかし、二人とも意地っ張りだなぁ(;^^)
で、今回の被害者の一人の広田多美は素敵眼鏡娘で性格的にもポイント高かったです。次巻以降も継続して登場を望みます。
あと、ここに書くのもなんなんですが、これ読んでて気付いたんですが、昨日読み終わった3巻『腐敗の王』。狡いネタがあるようなこと書いてましたが、訂正。ある意味、最初の巻から伏線になってたとも解釈できるので、全然狡くない。完全に私の読解力不足。うう、今頃気付くとは……
とまぁ、そんなところで、次は『神様が用意してくれた場所』です。