西尾維新・著、竹・イラスト、講談社 BOX 。
2月4日(日)読了。
西尾維新の時代物…… ってノリはいつもどおりですが。時代物を逆手に取った小ネタが聞いていたり、大河ノベルであることを自覚的に使った一種のメタ物語的なところがあったり。この辺、週刊漫画的手法を意識していますね。

で、1年間毎月発刊ということで、大筋としては、伝説の刀鍛冶、四季崎記紀が創った特別な12本の刀を集める御華詩。1巻1本で12冊、という次第。でも、その通りに進むかどうかは定かではありません。

まだまだ作品の構図の説明的な内容なのでここからどう展開するかってところですが、敵役の真庭蝙蝠が飛びぬけてキャラが立ちすぎていて他が弱い印象派拭えません。まぁ、蝙蝠の描写の仕方を見るに狙ってるんでしょうが。ここから、とがめと七花の漫才がどう展開していくかに期待です。とりあえず、この時代にも乗り突っ込みはあって、ネタの基本は3回繰り返すことというセオリーはあるというのが公式設定の模様ですから。

そんな訳で、引き続き『刀語 第二話 斬刀・鈍』です。