日日日・著、x6suke・イラスト、ファミ通文庫。
2月14日(水)未明、読了。
何だか読むのに間あいてますがようやく弐さつめ。
このシリーズはストレートに『家族』というものが描かれててよいですねぇ。どんなにそれぞれがというか母親が突出してですが無茶苦茶に見えても、血のつながりどころか種さえも違っても、そこに家族という絆は成立する。それが『家族』というものについてより深いモノを導き出しているように思えます。
今回のテーマは新婚旅行。でも、この狂乱家族乱崎一家の旅行がまともに行くわけも無く…… という訳で、やっぱり騒動が起き、家族の危機に一丸となって立ち向かう、そんな物語。今回のメインは雹霞と優歌でしょうか。この二人の共通点を上手く使った筋立てで、悲しいけれどええ御華詩でした。
とまぁ、そんなところで、次は『うらにわのかみさま 2』です。