西尾維新・著、竹・イラスト、講談社 BOX 。
8月8日(水)読了。
前回で後半戦突入と思ったら『中盤の終わり』とまた捻った締め方をしてきたりして侮れぬ大河ノベル第八話。
ようやく尾張に戻って、とがめと否定姫の視点を切り替えながら、それぞれの思惑が描かれて終盤への布石が打たれた回でもありますな。久々に、楽屋落ちっぽいネタがあったりしながらも、話は終わりに向かって動き出した感じです。まぁ、予想通りにいかない可能性の方が高いですが。実は否定姫は何も考えていないとか(それは違う作品)。
で、今回の敵は人形。感情を持たない相手との闘いに挑む七花ととがめの戦略は如何に? って、人形が相手ってのは中々大胆なことをしてくれますが、ちょっとその辺りに関わりそうな伏線が見え隠れしてるんで、どう収集を付けてくれるのやら。
残る刀はあと4本。三分の二を過ぎて先が楽しみでもありもう残り少ないのが寂しくもありながら、やはり出たら速攻読破で進めたいと思います。
てなところで次は『イチゴ色禁区 3 春の禁区のその果てに』です。