月見草平・著、EiN・イラスト、 MF 文庫 J 。
9月30日(日)読了。
憧れの生徒会長、姫宮ちとせの中の人の秘密を共有し、彼女の病の回復に協力することにも慣れた頃。
一人の時季外れの転校生、浦乃霞が純人のクラスにやってきた。常に紙袋で登校し余り周囲ともうち解けていなかった彼女と、図書委員の彼女の仕事を手伝う内に少しずつ親密になる純人。それを快く思わない幼なじみと生徒会長。しかし純人はそんなことには気づかずに……
とまぁ、そんな鈍い主人公に振り回されるヒロイン達という、ある意味ラノベの一つの王道を行く内容で幕を開けます。後半は又違った展開となりますがそれは読んでのお楽しみ。若干強引な展開もありながら、全体として安心して読める内容です。
しかし、このタイトルはやっぱ秀逸ですねぇ。
とまぁ、そんなところで次は『バッカーノ! 1931 鈍行編』です。