成田良悟・著、エナミカツミ・イラスト、電撃文庫。
10月5日(金)読了。
うわ、何か一気に読んでしまいましたよ(;^^)
前巻の内容の裏側が描かれると言うことですが、上手いこと叙述トリックとミスディレクションを使っていたのが解ります。大概は予想の範疇でしたが一つは上手いこと心理的な間隙を突いてくれて心地よい騙され方でした。本当に、構成が上手いなぁ、と思います。どこがどう騙されるのか、それは読んでのお楽しみ。
内容についてはこちらは特にネタバレるので詳しくは書きませんが、事件としては非常に陰惨なのに登場人物の魅力で良い具合に後味が緩和されてるというか、馬鹿カップル最高。世の中には、馬鹿が必要なんだと心から思う作品でもありました。もう、あの二人は最強過ぎます。
とまぁ、時間が無いので簡単ではありますが最高に楽しめたということに間違いはなく、次の本が読み終わったらシリーズ一気読みに入る予定です。
そんな訳で次は月刊大河ノベルも10冊目『刀語 第十話 誠刀・銓』です。