鎌池和馬・著、灰村キヨタカ・イラスト、電撃文庫。
1月11日(金)読了。
遂に大きく動き始めた科学サイドと魔法サイドの天秤!
各地で起こる反学園都市デモ!
そんな最中であっても学園都市は比較的平和だったはずが、当麻は気がついたらフランスのアビニョンに居て……
そんなドタバタな導入ながら、とうとう冷戦状態から臨戦態勢に世界情勢が変わってきましたねぇ。色んな今回もメインの敵の術式は興味深いモノがありました。特に、ミサやらに対する解釈が面白いです。また鍵を握る霊装の考証も世界史を思いだしてにやりとさせられたり。それでいて、最新兵器もばりばり出て終盤には冗談みたいなモノも登場。当麻の幻想殺し≪イマジンブレイカー≫の謎も少しずつ明かされたりしつつ、なんというか、ここから本戦とでも言うべき事態なのでしょうねぇ。
でも、今回一番おいしいところを持って行ったのは一方通行≪アクセラレータ≫な気がすると ktr は ktr は所感を述べてみる。何故かは読んでのお楽しみ。
とまぁ、そんなところで次は『戦う司書と荒縄の姫君』です。