鎌池和馬・著、灰村キヨタカ・イラスト、電撃文庫。
1月28日(月)読了。
科学サイドと魔術サイドの対立で手薄になった学園都市の暗部。
さまざまなグループがそれぞれの思惑に従い暗躍する。
かつての事件をきっかけに闇に堕ちた『一方通行』。
彼もまた、その中の一人だった……
今回の物語に当麻は登場しません。これは、今やシリーズの裏主人公となった一方通行≪アクセラレータ≫の物語。
守るべきものがあるからこそ、悪党になれる。
前の巻でもなんだかおいしいとこを持っていっていましたが『悪党』としての彼は本当にかっこいいですねぇ。
そして、その影で約一名、意外な活躍を見せる人物が。かつての当麻の言葉を胸に奮い立つこの人物の今後も気になるところです。
あと、今まで余り深く突っ込まれなかった暗部に視点が移ったことで新キャラ大放出ですが、一体どれだけが生き残れるのか? それは読んでのお楽しみ。
とまぁ、そんなところで次は『かのこん8』です。