支倉凍砂・著、文倉十・イラスト、電撃文庫。
5月25日(日)未明読了。

ホロの故郷の有力な手がかりを元に北を目指すロレンス。
ヨイツの情報があるという修道院の場所を聞くために訪れたテレオの村の修道院。
しかし、何かテレオの村は様子がおかしく、やがて二人はその事情に巻き込まれていく……

若くして司祭を継いだエルサと粉ひきのエヴァンを通して、色んな面でホロとロレンスが自分のことを客観的に観る御華詩、ですかねぇ。なんだかんだで互いに素直でないですが、少しずつ素直な面が出てきたというか。その辺りも踏まえつつ今回巻き込まれた事件の顛末は印象的でした。本当に、ホロにとっては大きな経験でしょうねぇ。

とまぁ、ネタバレ避けて抽象的ですがそんなところで次は『狼と香辛料 Ⅴ』です。

狼と香辛料 (4) (電撃文庫)

支倉 凍砂
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
発売日: 2007-02-10