支倉凍砂・著、文倉十・イラスト、電撃文庫。
6月1日(日)読了。
目的を新たに旅を続けるロレンス達。
『狼の足の骨』の情報を求めてエーブを追い向かったのは港町ケルーベ。
川を挟んで南北に分かれ対立構造を持つこの町で、ロレンスは自身の矮小さを知る。
そんな最中、町は俄に騒がしくなりロレンスは……
いやはや、新しい顔ぶれが追加されて益々掛け合いが楽しくなってきましたねぇ。
そして、ホロとの関係の中で商人としての思考と一人の男としての思考という考え方の違いを受け入れてきたところで、今回は商人としての考え方の中で大きな変化のある御華詩。どんどん話が大きくなっていきますが、落としどころがどうなるのか? 結末は下巻ということで次が楽しみです。
とまぁ、現状発刊されている分は読み終えたので次は『傷物語』です。