山川進・著、よし☆ヲ・イラスト、ガガガ文庫。
6月9日(月)読了。
自他共に認める会澤拓海の親友、加賀雅弥。
彼は、人知れずかつて歌劇学園に在籍していた女性の行方を追っていた。
何故、追いかけるのか?
そこには、彼の過去が深く関わっていて……
そんな感じで今回は今までサブに徹していたクールな外見を装った熱い男、雅弥がメインの御華詩。
プロット的には、やっぱりありきたりな感じですが、登場人物達の動きでカバーされてて、特に、雅弥の熱い部分がよく描かれていたのがよいですねぇ。
ただ、今回はちょっと中和しきれないというか、重要なミッシングリンクがバレバレ過ぎて興醒めだったのが残念です。もう少し、解りにくく描写されてたらよかったのですがねぇ(;^^)
と、そんなところで次は『戦う司書と終章の獣』です。