三浦勇雄・著、屡那・イラスト、MF文庫J。
6月17日(火)読了。

ルークの元へ、突如現れた従者を連れた少女。
彼女はルークを刀鍛冶と見込んで帝国へ召致すると言う。
一方、セシリーの元にもアリアを狙う三人の少女剣士が迫る。
彼女たちの目的は……

とまぁ、相変わらずな雰囲気の熱血女騎士セシリー・キャンベルと、偏屈な刀鍛冶ルーク・エインズワースの物語待望の第二弾!
いや、ホントに待望でした。で、待った甲斐あってまた熱い。主人公が女だろうと握った拳は男女平等。感情の赴くまま己の進ずる道を突き進むセシリーが素敵です。幾つか、心打つ台詞もありましたが「私は頭が悪い」と言うだけであれだけ熱いモノを伝えられるヒロインってのも凄いですなぁ。痛快娯楽作品と言うに相応しい良作であります。ようやっとタイトルロールも出てきたところで、次からの展開も楽しみです。

と、そんなところでMF文庫J消化期間につき次は『アストロノト3』です。

聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)〈2〉 (MF文庫J)

三浦 勇雄
出版社:メディアファクトリー
発売日: 2008-05-01