西野かつみ・著、弧印・イラスト、MF文庫J。
6月22日(日)読了。
陰謀の波に飲まれ、囚われの身となったちずる。
耕太は御方様の保護を拒絶し、アイジンの望と共に、ちずるの居る薫風高校へと向かう。
しかし、その道中には<葛の葉>が待ち受けている。
果たして、二人は無事にちずるを救い出せるのか……
ふむふむ、前回に引き続いてバトル分豊富で燃える展開です。色んな人たちが再登場していたりして、今までの積み重ねが活きてますねぇ。アニメの方はネタっぽいですが自主規制で無料配信を辞めちゃったりとかありましたが、そっち方面だけでなく、こういった部分も魅力ですねぇ。今回はそっち方面はそんなに無いです。でも、最終的には『わいせつ王子』に落ち着いたりはしていました。今までの耕太の異名の中で一番しっくりくる気がします。
話の根幹に関わる部分も仄めかされて次では明かされる様子。本来ならこの巻でケリが付くはずでしたがそうはなっていないので次巻を楽しみにしたいと思います。
と言ったところで次は『死神ナッツと絶交デイズ』です。