西尾維新・著、講談社。
8月3日(日)未明読了。
『持てる最大の能力を発揮して最良の選択肢を選び最善の結果を収める』ことを心情とする櫃内様刻。
これは、妹を溺愛する彼の友情と恋愛と身近に起こった殺人事件に纏わる物語……
これは、講談社ノベルスで過去に発行された同名小説に加筆・修正してハードカバーの装丁で愛蔵版的に発売されたモノです。勿論、ノベルス版は既読なのですが、間が4年以上開いている上に当時 CGI の掲示板に書いてた感想はスパムに流されて消えるという哀しい運命を辿ったために違いは分かりませんでしたが、なるほど、こういう御華詩だったというのは思い出せました。そうだそうだ、くろね子さんはこういう人ですな。
ミステリだけに下手なことを語れないの大筋が手抜きもいいところですが多分、外してはいないはず。まぁ、全体的にアンチミステリ的であり、安置ミステリでもある、そんな雰囲気の御華詩です。ミステリ入門的とも言えますかねぇ。相当ひねくれてますが。
まぁ、直前に読んだ『きみとぼくが壊した世界』の確認的に読んだのですが、時間は掛かったモノの色々思い出せて有意義な読書となりました。
とまぁ、そんなところで次は心機一転『生徒会の三振』です。