高殿円・著、凪かすみ・イラスト、GA文庫。
10月3日(金)、絶賛読了。

ギリギリながら無事に皆と共に二年生に進級したスノウ。
新入生を迎え、新たな日々が始まると一大イベントの学園祭へと突入する。
スノウはお嬢様やジョッシュ達と組になって音楽カフェをすることとなった。
その準備中、カフェを開く場所探しに訪れた古い聖堂を一行は訪れる。
なぜかブランカは嫌なモノを感じていたが構わず聖堂内を調べるスノウ達は突然光に包まれて……

進級して新章突入と言うことで過去と関わる一大事件の幕開けですね。
まぁ、読んでて既視感があると思ったら途中まで読んでいたキネティック・ノベル版の内容だった訳ですが、本で読めるのは有り難いです。確かに、あの時間軸だとどうしても本編と絡みますしね。何より、一つの核心に触れる内容になりそうで先が気になるのでキネティックを再開しようかと思ったりもしました。

あと、やはりキネティック版だけではということでプリムローズお嬢様とスノウの出会いを書く短編が合わせて収録されているのは嬉しいです。お嬢様は昔から黒かったという御華詩。でも、ええ御華詩でした。今後も、今の話が続く間はそういった短編なり中編なりが併せて収録されると言うことでそちらも楽しみです。

とまぁ、そんなところで次は『神曲奏界ポリフォニカ エイディング・クリムゾン』です。

神曲奏界ポリフォニカ エンシェント・ホワイト (GA文庫)

高殿 円
出版社:SBクリエイティブ
発売日: 2008-09-16