葵せきな・著、狗神煌・イラスト、富士見ファンタジア文庫。
10月13日(月)読了。

杉崎達のクラスに転校生がやってきた。
初対面の筈だが、どうしても、杉崎と深夏はついついその名前に反応してしまう。
いったい、何が彼らの気を引いたのか解らず引っかかるモノがありながらも、杉崎を中心に次第にうち解けていく転校生の男子。
こうして、杉崎とどんどん親密になっていった彼の名前は……

相変わらずメタというか、他社作品も巻き込んだりとか。まさかポリフォ●カが出てくるとは思いませんでした。
そんな生徒会シリーズ番外編。まぁ、やってることは同じ気もしますが、本編ではあり得ないシチュエーション(=生徒会室以外が舞台となる)ということで番外編ということすな。いやぁ、ここでこんな方向性で本編の伏線を拾うとは、真冬大喜びですね。
ともあれ、裏設定っぽいのも明かされつつ大きな流れのようなモノには乗っかっているように思えたりもします。番外は番外で今後も続くようなので、本編と共に追いかけてみたいと思います。

そんなところで次は『ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート』です。

生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録1 (富士見ファンタジア文庫)

葵 せきな
出版社:富士見書房
発売日: 2008-09-20