日日日・著、鈴見敦・著、 MF 文庫 J 。
1月22日(木)読了。
曲者揃いの帝都世紀末学園を治める”魔女の生徒会長”剣シロオ。
しかし、生徒会長というモノには任期という制約が付きまとう。
よって、必然的に次期生徒会長選挙というイベントが発動することとなる。
とは言え、ここは帝都世紀末学園。
穏便な選挙になるはずもない。
よりにもよって最も危険な悪魔の住む地、『汚染区域』D校舎が舞台となって……
おお、今回は燃える御華詩ですねぇ。いいなぁ、このノリ。古き良き週刊少年ジャ●プだよ!
そんなネタが沢山仕込まれているわけですが、そんな表層を取り除けば、そこにあるのは『人間賛歌』は言い過ぎか。
前も書いた気がしますが、改めて日日日って人間が好きなんだなぁ、と感じさせられます。
今回で実はシリーズを揺るがすほどの大きな動きがあったりするのですが、その後にトンでもない仕掛けを残してくれてたり、次も目が離せそうにありません。どうなるんだ、これ?
とまぁ、そんなところで次は『”文学少女”と恋する挿話集《エピソード》』です。