葵せきな・著、狗神煌・イラスト、富士見ファンタジア文庫。
1月27日(火)読了。
突如生徒会に訪れる危機!
このままでは生徒会が崩壊してしまう。
愛する役員達の為、そして己の野望の為、杉崎鍵は自らを犠牲にして華々しく散る……
というようなことは無く、杉崎は今日も自らのハーレムを目指して邁進しています。
総じて、いつものごとくグダグダと生徒会室で漫才が繰り広げられる安心して読める御華詩ですな。
とは言え、その中に色々と伏線が張られていたりシリアス要素も混ぜ込まれてたりしながら長編としての物語も動かしている辺り、ただノリだけで進んで居らず色々と計算されている…… のだと信じたいですね。実際、これだけグダグダにしても破綻しないのはその辺があるのだと…… 思いたいです。そうじゃないとこんなこと書いてるのが恥ずかしいじゃないですか!
とまぁ、作品に合わせたノリを目指して美事に失敗したところで次は『神曲奏界ポリフォニカ スパイラル・ホワイト』です。