高殿円・著、凪かすみ・イラスト、GA文庫。
1月30日(金)未明、絶賛読了。

学園祭の準備中、突然過去の世界に飛ばされたスノウ達。
どうにか状況を掴もうと動くお嬢様達の様子を見ながらもスノウはとあることに大きなショックを受けていた。
そうして、帰る手だても見つからない中、精霊学院に大きな危機が迫る。
200年前。
大きな戦争があった。
そして、多くのモノが失われた時代でもあった……

なるほどねぇ。こういう展開なのですね。
どんどんと事態が深刻化する中、精霊島の異変の謎に大きく迫る内容ですな。
また、タイムスリップを切っ掛けに精霊と人間の在り方を問う内容でもありました。
精霊は長い時を生きます。故に、この時代にも当然ブランカやリシュリーは居るわけで、その辺りの描かれ方が非常によい感じでした。次で大きく事態は動き、また、短編で仄めかされたあの辺の事情も描かれるのかと思うと非常に気になります。
……ならとっとと発売日直後に買った筈のキネティック読めばいいんですがね。でも、外で読めないのが痛いですね。なので、春には発売される次巻を楽しみにします。

とまぁ、そんなところで諸事情により積んでる諸々をスキップして次は本日発売されたファミ通文庫えんため大賞優秀賞受賞作『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!』です。

神曲奏界ポリフォニカ スパイラル・ホワイト (GA文庫)

高殿 円
出版社:SBクリエイティブ
発売日: 2008-12-15