高橋弥七郎・著、いとうのいぢ・イラスト、電撃文庫。
2月22日(日)読了。

囚われのシャナを残し、大命を果たすべく旅だった [仮装舞踏会] の重鎮達。
時を同じくし、世界全土を舞台とした”徒”とフレイムヘイズの大規模戦闘の火蓋が切って落とされる。
粛々と準備を進めていた [仮装舞踏会] の周到な攻勢に主要拠点の多数を落とされ劣勢に立たされるフレイムヘイズ陣営は戦力を集中させ、一大作戦を展開していた。
そんな状況下、主要な戦力の一人、ヴィルヘルミナ・カルメルは信頼できる仲間と共に別行動でシャナの奪還に乗り出し……

気がつけば20巻も近づいているのですねぇ。ようやく本編が動き出して、クライマックスに向けて盛り上がってきました。一時続いた過去話がここに来て繋がってきます。

で、内容的には今回はまさしく『痛快娯楽アクション小説』です。大量の紅世の王やらフレイムヘイズやらが参戦してますし。何というか、その中でも大味なカムシンが素敵です。

これで、多くの伏線が繋がったのでここからどう巻き取られるのか? そう遠く無く決着が付きそうなので楽しみに待ちたいと思います。

てなところで次は『神曲奏界ポリフォニカ リベレーション・ブラック』です。

灼眼のシャナ〈18〉 (電撃文庫)

高橋 弥七郎
出版社:アスキーメディアワークス
発売日: 2009-02-01