大迫純一・著、BUNBUN・イラスト、GA文庫。
2月24日(火)読了。
クスノメ・マニエティカは警察学校の同期の結婚式で思わぬ友人と再会した。
話が弾みその友人の滞在しているホテルで飲み直すことにしたのだが、一転、隣室で発生した殺人事件に巻き込まれることになる。
事件の担当は、同僚であるマチアとマナガ。
そう、その殺人事件は精霊の関与が疑われるような状況で……
いやぁ、やっぱ渋くてよいですねぇ、黒のポリフォニカ。
事件としては正統派の密室殺人。与えられたピースがパズルのように繋がっていくのが心地よいですねぇ。ミステリ分の補充になります。
で、ネタバレ避けると語れることは多くないですが、マチアの語られなかった部分が明かされたり、シリーズの根幹に繋がっていく話でもありました。これから、未だ描かれていないマナガの過去などといった部分が描かれていくようで続刊が楽しみでなりません。
とまぁ、そんなところで次は『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 2』です。