榊一郎・著、神無月昇・イラスト、GA文庫。
2月26日(木)読了。
落ちこぼれかけたモノの、コーティカルテとの契約により無事進級したフォロン。
コーティカルテとペルセルテとの悶着はいつものことながら、ユギリ姉妹をはじめとする基礎過程の1年生達を教えつつ平穏な学園生活を送っていた。
ただ、元同級生にして傲岸にも再入学して基礎過程に入ったコマロ・ダングイスがトラブルメーカーだった。
そんな彼がある日突然契約精霊を持ち更に騒動は大きくなるのだが、その裏では……
キネティックのリライト第2弾。実はキネティック持ってますが中々時間が取れなくて未読の身にはこうやって持ち運べる文庫で読めるのは有り難いことです。
今回はユギリ姉妹の御華詩ですが…… まぁ、社会人編のクリムゾンシリーズを読んでると答えは知ってる訳で、それよりも何よりもダングイスが嫌な奴が一回転して憎めないのが何とも言えません。更にはおまけの短編が楽しすぎます。美味しいなぁ、こいつ。
社会人となってからは天才神曲楽士として活躍するフォロンがどうやってそこに至るのか? そこが一番気になるところなので続きを楽しみにしたいと思います。
……まぁ、コレ書いてるPCにキネティック版が入ってるんでそれを読めばという気もしますが(;^^)
とまぁ、そんなところで次は『バッカーノ! 1931 臨時急行編』です。