西野かつみ・著、弧印・イラスト、MF文庫J。
3月5日(木)読了。

あの、美乃里との激闘から二週間。
無事に勝利を勝ち取り、耕太とちずるは日常へと戻っていた。
時は冬休み。
離れ離れにされた分を取り戻すが如く毎日毎日デート三昧で過ごしていた。
だが、どうにも、ちずるの様子が何かおかしくて……

前回でちずると耕太の裏設定がすっかり表面に出てしまいましたが、そこでこう持っていきますか(;^^)
まぁ、またちずると耕太の関係の御華詩に戻っていきそうですが、とうとうここまでというか。これで話をどう転がしていくのか、本当に楽しみです。

……まぁ、耕太のエロスに関してはもう開き直りすぎてて突っ込むのも野暮な領域に達していますがね。

そして、そんなフライング・エッチマンの活躍の裏でこの作品の大きな見所でもあるたゆらと朝比奈委員長の純愛路線もちょっとは進展があったような無かったような。でも、たゆらの蔑ろにされる度合いが少しずつ改善されてるようにも思えます。この二人を見守るのも重要な要素でしょうね。こちらも『人』と『妖怪』という相容れない者同士が結ばれることが出来るのか? という作品テーマにも絡んでますし。

とまぁ、そんなところで次は『聖剣の刀鍛冶4』です。

かのこん〈12〉ちずるメリーゴーラウンド! (MF文庫J)

西野 かつみ
出版社:メディアファクトリー
発売日: 2009-01