三浦勇雄・著、屡那・イラスト、MF文庫J。
3月7日(土)未明読了。
人外の騒動を乗り越えた後、セシリーは志を新たに自分の貫くべき道を決めた。
一方で、ルークも何かに焦るように一心に刀を鍛錬する日々を送っていた。
だが、世界の情勢は二人を放っては置かない。
軍国から秘密裏に聖剣の鍛錬に関する技術協力を申し入れられ、ルークが招致されたのだ。
何故かセシリーも共に招致され、それぞれの相棒であるアリア、リサと共に軍国に赴くのだが……
熱血女騎士と気むずかしい刀鍛冶の物語。今回は、刀鍛冶、ルーク・エインズワースにとって大きな転機となる御華詩です。
いやぁ、燃える! いいですねぇ。熱いですねぇ。期待を裏切らない登場人物達の心地よい熱血ぶりが気持ちいいです。
世界の命運をかけた戦いはもう間近に迫っているのですが、そこに向けて各国の利権が絡み合ったりしつつも、この二人は変わりません。ブレず、その道を歩むのでしょう。そんなことを感じさせる熱い御華詩でありました。次も今から楽しみでなりません。
そんなところで次は『かぐや魔王式! 第2式』です。