三浦勇雄・著、屡那・イラスト、MF文庫J。
4月26日(日)読了。
道中を含め二ヶ月に及ぶ軍国行きから帰還したセシリー達。
遠くない未来に控えた決戦を知ることとなり決意も新たにしながら、日常を過ごしていた。
大小様々な日常的な事件が起きる中、しかし平穏は終わりを告げる。
『聖剣の鞘』。
ルークとセシリーがその意味を知ったとき、二人は一層大きなモノを背負うことになり……
いよいよ最後の決戦を見据えて日常を描きつつも色々と明かされる御華詩でした。ルークとセシリーの絆も深まりつつ、相変わらず熱い展開が続きます。でもまぁ、今回大活躍したのはハンニバル団長。あの戦いを潜り抜けた強さは半端じゃないですねぇ。
『聖剣の刀鍛冶』と『聖剣の鞘』。
この二つを巡る物語は更に厳しい状況を迎えて行きそうですが、次を楽しみにしたいと思います。
とまぁ、そんなところで次は『オルキヌス 稲朽深弦の調停生活』です。