日日日・著、鈴見敦・著、 MF 文庫 J 。
4月30日(木)読了。
魔女の魔法が解けた。
普通の女の子に戻ったシロオは幼馴染みのミミクロと共に学園を離れていた。
魔法は何のためのものなのか?
その手掛かりを求める旅路だ。
目的地はシロオの家。
遂に、辿り着いた二人を待ち受けて居たのは……
『魔女の生徒会長』遂に完結! うん、少年漫画ですねぇ、これは。
基本は努力友情勝利な感じです。物語の大筋としては大人と子供の対立、もう少し抽象化すれば大きな存在と小さな存在の対立の構図ですな。
そして何より、人間離れした存在を描きながらも逆説的にこの上無い人間賛歌でもありますな。
この辺りは、日日日作品に散見するテーマですね。勢いのある作品で、このオチの付け方はお見事でした。そうか、こう使えば悪くない終わりなんですね、これ。
とまぁ、そんなところで次は『神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・レザレクター 3』です。