高殿円・著、凪かすみ・イラスト、GA文庫。
5月8日(金)絶賛読了。

過去に飛ばされたスノウ達を襲う危機。
地上で起こる戦争に巻き込まれていく精霊学院でスノウ達は未来へ帰る道筋を考える。
出来る限り干渉すべきでは無いと知りながらも、黙ってみていられる状況ではなくなって……

精霊島がまだ空に浮かんでいた時代の御華詩。
今回は戦争を通じて、精霊から観た人間というモノについて非常に端的に表されているように思います。
ただまぁ、事態はそんな悠長なことを言っていられる状況ではなく恐らく人間と精霊の関係に大きな影響を与える事態になるのだろうなぁ、と予想されますが、結末は次巻ですな。

また、同時収録のデイジーメインの短編がよい感じでした。デイジーが何故あんなに対抗意識を燃やすのか、という切っ掛けと少し成長する様が描かれています。ただ、読んでいてピースが「デイジーデイジー」という度に「クリスマス・ショッパー!」とか反応してしまったのは何かの間違いですね(;^^) まぁ、どうでもいい御華詩ですな。

とまぁ、そんなところで次は『生徒会の五彩』です。

神曲奏界ポリフォニカ マージナル・ホワイト (GA文庫)

高殿 円
出版社:SBクリエイティブ
発売日: 2009-03-14