ゆうきりん・著、千葉サドル・イラスト、ファミ通文庫。
5月14日(木)読了。

異世界から現れる人類の敵たる《お隣さん》が現れて久しい世界。
少年少女は《バイト》と称して弱い《お隣さん》を狩るのが一般的となっていた。
そんな中、チームの足を引っ張ってばかりで主に囮担当の倶木瞳が頑張って攻撃を担当した日。
やはり上手く倒せず追い詰められた彼は、突如現れた《魔女》に魅入られ……

タイトルの印象で内容は全く予想せずに読んだのですが、読んでみると、人類は逞しいというか、侵略者から身を守るために戦うのが当たり前と鳴っている世界での御華詩でした。短い中で世界観がしっかりと描かれていて自然と話に入っていけました。特に、《魔女》に関する設定は面白いですねぇ。あと、某武器の呼称が頑なにドイツ語だったり。
面白そうな設定は色々あれど、まだ提示されただけで終わっているところもあってどうやらシリーズとして続けるようなので暫くは追いかけて見たいと思います。

とまぁ、そんなところで次は『神曲奏界ポリフォニカ チェイシング・クリムゾン』です。

臆病な僕と噛みまくりの魔女 (ファミ通文庫)

ゆうきりん
出版社:エンターブレイン
発売日: 2009-04-30